お金をかけないAirPlay2環境構築
全部屋で同時に音楽をかけたい
家事をしている時、掃除をしている時、どの部屋にいても音楽に包まれていたいってことはありませんか。
Appleが提供するAirPlay2を使えば、マルチルーム再生という対応する全スピーカーで同時に音楽をかけることが可能です。
ただ、そのAirPlay2対応のスピーカーが結構高かったりするので、今回は家にあるものでAirPlay2環境を作ってみました。
材料
- Raspberry Pi 4 B(家にあった)
- microSD 64GB (799円)
- AUXコード(110円)
- AUXが使えるスピーカー(家にあった)
方法
Raspberry Pi の環境構築
- 手元に Raspberry Pi とmicroSDを準備します。
- microSDにOSを焼く。
以下のページを参考にしました! 現代はRaspberry Pi Imagerというソフトを使ってこんなに簡単にOS入れることができるんですね! www.indoorcorgielec.com
この時、歯車マークをちょっと設定するだけで、
ホスト名、Wi-Fi設定、SSH設定まで完了させることができました。
そのため、OS焼いた後は起動させるだけでローカルネットワークからSSHで接続出来ちゃいます!
超便利!
設定詳細はこれ。
3. Raspberry Pi にOSを焼いたmicroSDを入れて起動。
4. 2で設定した設定を使用してSSH接続。
terminalを開いて
ssh pi@raspberrypi.local
パスワードを聞かれるので記入。 5. Raspberry PiにAirPlay2用のソフトウェアをインストール。 以下を参考に行いました。 トラブルもなく全く同じように入れられました。 github.com
- AirPlay2サーバー立ち上げ
sudo service shairport-sync start
- AirPlay2に接続!
結果
今回、家にあるもの+1000円でAirPlay2のレシーバーを作りマルチルーム再生を可能にしました。
ただ、現在は肝心のRaspberry Piが激高になっているので家にRaspberry Piの在庫がある方限定の方法になってしまいそうです。
私は今、4つの部屋で音楽を鳴らすべくAirPlay2専用のレシーバー(Belkin SOUNDFORM CONNECT)も購入して使っているのですが、今のRaspberry Piの価格だとこっちの方が安すそうです。専用品とあって繋げるだけ!設定も超簡単でした。